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表現スタッフ日記

展示季刊「生命誌」を企画・制作する「表現を通して生きものを考えるセクター」のスタッフが、日頃に思うことや展示のメイキング裏話を紹介します。月二回、スタッフが交替で更新しています。

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【生命誌の楽しみ方】

2014年10月15日

有馬えり奈

先日、来館者とお話しした際、こんなことを言われました。「とても充実していて楽しい施設ですね。でも展示がいっぱいあって、本もあって、一日じゃとても回りきれないし、混乱してしまいます」と。そうです、そうなんですとついつい共感してしまいました。というのも、表現を通して生きものを考えるセクターの発信は6つの媒体「展示」「季刊誌」「グッズ」「インターネット」「映像」「催し」を基本にものづくりを行っており、それぞれがもつ特徴を生かしながら新たな表現を模索しています。定期的に更新している季刊誌だけでも約800の記事があり、展示、映像、グッズなどは少しゆっくりですが更新しています。何から生命誌を楽しんだらいいのか・・・という方に向けて、生命(いのち)への思いを込めた作品たちをさまざまな切り口から楽しむヒントをお届けします。実は、私事ですが、しばらくの間、館を離れることになりました。これまで3年間、表現セクターのスタッフとして催しやガイドを通してさまざまな来館者の方々と接し、季刊誌や展示をつくり、読者の方々からいただいた励ましの言葉などを思い起こしながら、私なりにまとめた「お勧めメニュー」です。生命誌を楽しむきっかけになってもらえたら嬉しいです。

親子で楽しむ
★エルマー・バイオヒストリーの冒険〜鳥になったリュウ【展示】
童話「エルマーのぼうけん」の人形を眺めながら、進化の物語を楽しむことができる生命誌独自の展示です。
http://www.brh.co.jp/exhibition/hall/elmers-biohistory-adventure/index.html

★ナナフシ・肺魚【生きもの展示】
生命誌研究館の入口には、枝にそっくり擬態の得意なナナフシと、肺と愛嬌をそなえた肺魚がみなさんをお迎えします!
http://www.brh.co.jp/exhibition/hall/walking-stick/

★チョウと食草のトランプ【グッズ】
モンシロチョウはキャベツ(アブラナ科)、ツマグロヒョウモンはパンジー(スミレ科)というように、チョウの幼虫が食べる植物(食草)は、種ごとに違います。4種のチョウの生活史を楽しむトランプがあります。虫が苦手なお母さんやお父さんが敬遠するほど、詳細に美しく描かれています。
http://www.brh.co.jp/exhibition/goods/

勉強に励む中・高・大学生の方へ
★生命誌3つの表現—生命誌絵巻、新・生命誌絵巻、生命誌マンダラー【展示・WEB】
生命の歴史や細胞・組織・器官などの階層性は教科書で習うと思いますが、こんな表現もあります。ただ暗記したって面白くないですが、表現を通すともっといろんなことに疑問がでてきませんか。
http://www.brh.co.jp/about/emaki.html

★サイエンティスト・ライブラリー【季刊誌・WEB】
ノーベル賞受賞者が発表されましたね。「科学者になりたい」と思ったら、まずはこのページの記事をご覧下さい。
http://www.brh.co.jp/s_library/j_site/scientistweb/

★季刊「生命誌」73号 リサーチ【季刊誌・WEB】
教科書で習うことは基本であって今後もずっと「正しい」かどうかはわかりません。
http://www.brh.co.jp/seimeishi/journal/073/research_1.html
また、生命・生きものに関わるたくさんの記事がありますので、調べ学習の時には、このページを覚えておくと良いかもしれません。
http://www.brh.co.jp/seimeishi/backnumber/

お庭仕事が好きな方へ
★食草園【展示・催し・WEB】
チョウのためのお庭です。ツアーの時や、展示ガイドを予約していただくと、中に入ることができます。ぜひスタッフと語り合ってください。
http://www.brh.co.jp/exhibition/hall/butterfly-nursery/

医療関係で働く方、そして「生きている」すべての方へ
★「生きている」を見つめる医療(生命誌講義)【WEB】
医学・医療に関係する仕事に就きたいと志す若い人に向けて生命誌を伝えるために、「生まれる」「育つ」「暮らす」「老いる」「死ぬ」を切り口に様々な記事を集めています。
http://kouza.brh.co.jp/

まだまだご紹介したいのですが、続きは次回とさせていただきたいと思います。視点も方法も多様な発信をめざしてきたからこそ、様々な作品が生命誌研究館にはあります。今日は暇だな、と思ったらぜひ生命誌研究館のホームページにお越しください。

[ 有馬 えり奈 ]

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