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自然の中で時間を紡ぐ生きものたち

なぜあなたはここにいるの?
陸のオサムシと川のメダカが日本列島に来た道を見ると…。

2006.1.24~ 1F展示ホール

地を這うオサムシと川に棲むメダカのDNA研究から、生きものの歴史をたどり、生きものを育んだ地球という場を考えます。
生命誌研究館で飛べない虫オサムシのDNAを研究したところ、その進化が日本列島形成と重なることがわかりました。進化と地殻変動の関わりを初めて示した生命誌の研究です。地球も生きものも含めて自然を見ることの大切さを実感しました。

みどころ01

生きもののつながりと歴史

陸のオサムシと川のメダカ。どのように日本列島にやってきて、それぞれの場所に暮らすことになったのでしょう。DNAを調べることで、生きもののつながりと歴史を知ることができます。

みどころ02

DNAから系統を探る

生きもののDNA配列は世代を経るにつれて変化します。オサムシ研究では、変化の速度が速いミトコンドリアDNA(ND5遺伝子)の配列を使いました。研究者がどのようにオサムシのDNA配列を比較したのか、パネルをじっくり見てみましょう。

みどころ03

世界地図に生きものの足跡を重ねよう

オサムシ、メダカ、そしてヒトにも地球を歩いてきたそれぞれの歴史があります。世界地図にアクリル板を一枚ずつ滑らせて、今日本列島で共に暮らしている仲間が歩いてきた道を比べましょう。

みどころ04

オサムシ君宇宙へ

2000年2月毛利衛さんが、大澤省三顧問(当時)の名を冠した種Shenocoptolabrus osawaiの標本を持って宇宙を飛行しました。エンデバーに乗って宇宙に行ったオサムシをNASAの証明書と一緒に展示しています。

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