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“ゲノム”での検索結果を表示しています。(106 件の記事が該当しました)

SCIENTIST LIBRARY

生命システムをデータベースに描く

金久 實

1948年 長崎県生まれ 1970年 東京大学理学部物理学科卒業 1975年 東京大学大学院理学系研究科物理学専攻 1976年 理学博士 米国ジョンズ・ホプキンス大学医学部博士研究員 1979年 米国ロス・アラモス国立研究所博士研究員 1981年 米国ロス・アラモス国立研究所正研究員 1982年 米国国立衛生研究所 (NIH) 主任研究員 1985年 京都大学化学研究所助教授 1987年 京都大学化学研究所教授 1991年 東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センター教授(〜1995年) 2002年 東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センター教授(〜2012年) 2012年 京都大学化学研究所特任教授 有限会社パスウェイソリューションズ取締役

キーワード

RESEARCH

対照的な感染戦略を取る糸状菌 寄生と共生のグラデーション

晝間 敬

植物に正反対な影響をもたらす寄生菌と共生菌はこれまで大きく異なる存在として捉えられてきた。しかし、環境条件や宿主環境に応じて寄生と共生のはたらきを切り替える微生物の分子基盤の解明により、寄生菌と共生菌の違いが紙一重であることが明らかになってきた。敵か?味方か?一見、正反対な感染戦略をとる微生物と植物の絶妙な関係をみてみよう。

SCIENTIST LIBRARY

「タンパク質の一生」とともに

永田和宏

1947年滋賀県生まれ。1971年京都大学理学部物理学科卒業、同年森永乳業中央研究所研究員。1976年京都大学結核胸部疾患研究所研修員。1979年京都大学結核胸部疾患研究所講師。1984年米・国立癌研究所客員准教授。1988年京都大学胸部疾患研究所教授。1998年京都大学再生医科学研究所教授。2010年京都産業大学総合生命科学部学部長。2016年タンパク質動態研究所所長。2020年JT生命誌研究館館長。

SPECIAL STORY

生命誌版『ピーターと狼』と共に歩んだ30年

中村桂子(名誉館長)

2023年4月に行われた「JT生命誌研究館創立30周年の集い」中村桂子名誉館長による講演

この記事を含む季刊「生命誌」

季刊「生命誌」114号生きものの時間2

今号は、現代の生命科学を含め、生きものを扱う学問がこれまでどのような形で「生きている」ことを捉えてきたのかを考えます【PERSPECTIVE】。生きものの科学は、自然を記載する「自然誌(Natural History)」に始まります。やがて生物と無生物を区別し、動物と植物を共に生きものとして見る「生物学」の視点が生まれ、生きものの共通祖先の想像から、進化の考えが浸透していきました。20世紀後半、遺伝の実体である細胞の中のDNAが分析できるようになり、それまで仮説で語られてきた進化やさまざまな生命現象を、今では分子レベルで解析することができます。理解が進めばまたわからないことがみつかりますが、人と人との関わりのなかで科学は進歩します。それを生きた知恵にしていくのが生命誌です。
ヒトゲノム計画が始まった1990年代、人間も含めて生命とは何かを考えることが必要であり、科学で生命現象を捉えた上で、生きものとしての人間を考えるところから始めようという思いから生まれたのが、「生命誌研究館」です。【SYMPOSIUM】では、研究館が30周年を迎えた今年、中村桂子名誉館長が研究館の活動を振り返り、生きものの研究と表現を通して研究館が大切にしてきたことを改めてお伝えします。
私たちはこれからも、生きものたちが教えてくれる事実を大切に研究し、表現していきます。「人間は生きもの」というあたりまえのことを、科学が明らかにした事実をもとに再確認する知を創ります。

RESEARCH

海の豊かさを支えるサンゴの普遍と多様

新里宙也

沖縄県出身。2001年京都大学農学部卒業。2008年にJames Cook UniversityにてPh.D. (Biochemistry)取得。沖縄科学技術大学院大学マリンゲノミックスユニット研究員、グループリーダーなどを経て、2017年より東京大学大気海洋研究所海洋生命科学部門准教授。

PAPER CRAFT

超遺伝子 表現多型を生むゲノム シロオビアゲハ

JT生命誌研究館

ゲノムのある領域に並ぶいくつかの遺伝子が一緒にはたらき表現型を変えるとき、その領域を「超遺伝子」と呼びます。シロオビアゲハのメスは毒をもつベニモンアゲハに擬態します。そっくりでなければ意味をなさない巧妙な表現型である擬態のしくみが「超遺伝子」から見えてきました。

キーワード

PERSPECTIVE

ゲノムから見る生命誌の時間

表現を通して生きものを考えるセクター

生命誌は、生命誕生から現在そして未来にむけて続く物語です。ゲノムをもつ細胞である最初の生きものから、あらゆる生きものが生まれました。暮らしの場や周りの生きものとの関わりの中で、もっているゲノムを使い、変化を受け入れ、続いてきた子孫がわたしたちです。ゲノムにはその物語が綴られています。生きもの進化の道のりをゲノムから見ましょう。

この記事を含む季刊「生命誌」

季刊「生命誌」112号生きものの時間2

20世紀後半、細胞の中のDNAが分析できるようになり、生きものの進化をゲノムから読み解ける時代になりました。1993年に開館した研究館は、進化をゲノムから読み解くことを目指して、「生命誌絵巻」をつくりました。生命誌絵巻では、全ての生物が、祖先からたどれば等しく38億年の歴史を背負っていることが大切だと考えました。この考え方に立てばヒトは頂点ではなく、他の生きものと同じ扇の中に入ります。
それから30年、世界的に進んだ分子生物学研究に、化石や地質学的な研究を合わせてみると、真核細胞の誕生や多細胞生物の陸上化、ヒトの出アフリカなどといった出来事は、生命誌の数多くのエポックの中で、私たちにつながったほんの一部であり、それ以外の道をたどった個々の生命の歴史の広がりが見えてきました。生命はまさに、扇の広がりのようにさまざまな生き様を展開する存在なのです。
研究館は、「進化・発生・生態系(Evo-Devo-Eco)」を軸に研究を行ってきました。多細胞生物の進化は、花と昆虫の関係や食う・食われるなど、生態系の中で築かれる関係抜きには語れません。生命誌絵巻には絶滅した生物がほとんど描かれていませんが、今はいない生きものの絶滅や個々の死がある中で形成されたのが、今の生物界であることも重要な観点です。
進化を見つめていると、生きものが、個としては生死を繰り返しながらも全体として続いていくことの意味を改めて考えさせられます。

SCIENTIST LIBRARY

科学と日常の重ね描きを

中村桂子

1936年東京生まれ。1959年東京大学理学部化学科卒業。1964年東京大学大学院理学系研究科生物化学専攻博士課程修了(理学博士)。国立予防衛生研究所研究員。1971年三菱化成生命科学研究所社会生命科学研究室長。1981年三菱化成生命科学研究所人間・科学研究部長。1989年早稲田大学人間科学部教授。1991年日本たばこ産業経営企画部(生命誌研究館準備室)顧問。1993年JT生命誌研究館副館長。2002年JT生命誌研究館館長。

キーワード

RESEARCH

RESEARCH 01 生命誌研究のこれまでと今

蘇智慧

多様な生きものがどのように共通祖先から生まれてきたのか

生きものの中で最も多様な昆虫類。分子データを用いて昆虫類の進化過程やオサムシの進化様式を明らかにしてきました。昆虫多様化の原動力は植物との関わり合いにあると捉え、現在イチジクとイチジクコバチをモデルに系統進化(時間軸)と相互作用(空間軸)の両側面から生きものの多様化機構を解明しています。

キーワード

RESEARCH

RESEARCH 02 研究室再訪 生きもの研究の広がりと生命誌のこれから

郷 康広

2003年京都大学大学院理学研究科生物科学専攻修了。理学博士。総合研究大学院大学博士研究員、米国ハーバード大学博士研究員、京都大学霊長類研究所助教などを経て2013年より自然科学研究機構特任准教授。現在、同機構生命創成探究センター認知ゲノム科学研究グループ特任准教授、総合研究大学大学生命科学研究科(併任)、生理学研究所認知行動発達機構研究部門(併任)。

キーワード

TALK

自然の書をめくり恐竜の「生きる」をたずねる

小林快次×中村桂子

1971年福井県生まれ。1995年米ワイオミング大学地質学地球物理学科卒業。2004年米サザンメソジスト大学地球学科、博士号取得。現在、北海道大学総合博物館准教授。大阪大学総合学術博物館招聘准教授。著書に『ぼくは恐竜探険家!』『恐竜は滅んでいない』『恐竜時代Ⅰ』ほか監修多数。

RESEARCH

後ろ足の位置の多様性を生み出すしくみ

鈴木孝幸

1999年慶應義塾大学理工学部応用化学科卒業、2004年 奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科後期博士課程修了。博士(バイオサイエンス)。日本学術振興会特別研究員、海外特別研究員(於ウィスコンシン大学)、さきがけ研究員(兼任)などを経て、2018年より名古屋大学大学院生命農学研究科准教授

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RESEARCH

イモリの再生と赤血球の不思議な関係

千葉親文

1995年筑波大学大学院生物科学研究科生物物理化学専攻修了。博士(理学)。同大学大学院生命環境科学研究科講師、准教授などを経て2018年より同大学生命環境系教授。イモリ研究者で作るイモリネットワーク代表。

キーワード

TALK

物語を伝承する生きもの

岩田 誠×中村桂子

1942年東京生まれ。東京大学医学部卒業後、仏サルペトリエール病院、米モンテフィオーレ病院へ留学。1994年東京女子医科大学神経内科主任教授、2004年同大学医学部長、2008年同大学名誉教授。メディカルクリニック柿の木坂院長。中山賞、仏日医学会賞、毎日出版文化賞ほか受賞。著書に『見る脳・描く脳』『鼻の先から尻尾まで』『ホモ ピクトル ムジカーリス』ほか。

この記事を含む季刊「生命誌」

季刊「生命誌」に掲載された記事のうち、
多様な分野の専門家との語り合い(TALK)研究者のインタビュー(Scientist Library)の記事が読めます。
さまざまな視点を重ねて記事を観ることで、生命誌の活動の広がりと、つながりがみえてきます。

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レクチャー

7/19(土)14:00-16:00

虫の会(拡張版) 第五回 昆虫の翅の起源を探す