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アーカイブ

季刊「生命誌」は音楽などの文化を最新の科学と同居させ、新しい知の表現を試みる冊子として、開館と同時に創刊しました。
2019年に100号を迎え、記事数は800を越えます。生命誌の本棚を巡る気持ちで自由に記事を行き来してみてください。

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“ゲノム”での検索結果を表示しています。(101 件の記事が該当しました)

RESEARCH

減数分裂 多様さを生み出す厳格なしくみ

渡邊嘉典

1989年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了、理学博士。日本学術振興会特別研究員、東京大学理学系研究科助手、助教授を経て現在東京大学分子生物学研究所教授。

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RESEARCH

全体として生きる腸内細菌をはたらきで計測する

服部正平

1979年 大阪市立大学大学院工学研究科博士課程修了、工学博士。東亞合成化学工業(株)研究員、九州大学遺伝情報実験施設助手、米国スクリプス研究所及びカルフォルニア大学サンディエゴ校研究員、東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センター助教授、理化学研究所ゲノム科学総合研究センターチームリーダー、北里大学北里生命科学研究所教授を経て、2006年より東京大学新領域創成科学科教授。現在オーミクス情報センター長を併任。

SCIENTIST LIBRARY

ヒトのがんウイルスに挑む

吉田光昭

1939年
富山県生まれ
1961年
富山大学薬学部卒業
1967年
東京大学大学院薬学系博士課程修了
薬学博士
東京大学薬学部助手
1969年
英国MRC分子生物学研究所客員研究員
1975年
癌研究会癌研究所ウィルス腫瘍部門研究員
1977年
同主任研究員
1983年
同部長
1989年
東京大学医科学研究所教授
1999年
萬有製薬つくば研究所所長

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RESEARCH

遺伝子が「一生を過ごす」場としてのゲノム

小保方潤一

1979年北海道大学理学部生物学科卒業。1985年理学博士、日本学術振興会奨励研究員、北海道大学遺伝子実験施設助手、同理学部助教授、同大学院地球環境科学研究科助教授などを経て、1999年より名古屋大学遺伝子実験施設助教授。2008年4月より京都府立大学大学院生命環境科学研究科教授、名古屋大学遺伝子実験施設客員教授。

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RESEARCH

生きものの多様性を支えるゲノムの水平伝播

板谷光泰

1983年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了、理学博士。米国NIH博士研究員、三菱化学生命科学研究所主任研究員を経て2007年より慶應義塾大学先端生命科学研究所教授。

SCIENTIST LIBRARY

発生から進化へ ホヤから見えた生きものの時間

佐藤矩行

1945年
新潟県生まれ
1969年
弘前大学理学部卒業
1971年
新潟大学大学院理学研究科修士課程修了
1973年
東京大学大学院理学研究科博士課程中退
京都大学理学部動物学教室助手
1980年
京都大学理学部動物学教室助教授
1994年
京都大学理学部動物学教室教授
1995年
京都大学大学院理学研究科
動物学教室教授

SCIENTIST LIBRARY

染色体研究から生命継承学へ

柳田充弘

1941年
東京都生まれ
1964年
東京大学理学部生物化学科卒業
1967年
ジュネーブ大学分子生物学研究所助手
1970年
ナポリ市国際・遺伝生物物理学研究所研究員
米国メリーランド州立大学医学部研究員
1971年
京都大学理学部生物物理学教室助教授
1977年
京都大学理学部生物物理学教室教授
1999年
京都大学大学院生命科学研究科教授
2004年
京都大学大学院生命科学研究科特任教授

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この記事を含む季刊「生命誌」

季刊「生命誌」54号生る

●「創る」も「生る」になる
「生る」。自然を思わせます。その対極にあるのが「創る」。人工です。都市はまさに創るで満ちています。ところが建築に「生成する」という考えとその具体化方策を持ち込み、ふしぎで楽しい空間を生み出しているのがトークの伊東豊雄さん。生きものの巣のような洞窟のような。建築自体が生命体のように自分で動いて行きそうな感じがします。リサーチは、生きものの形によく見られる樹状パターンに注目し、パターン生成のモデルを提案。形つくりは重要なテーマであり、モデルから基本ルールを探すのは興味深い方法です。もう一つは、大腸菌という分子生物学のモデル生物を用いて、分子のはたらきから行動が生まれる過程を詳細に追う研究。人間も含めた生きものの行動の由来を単細胞で考えるのは一つの方法でしょう。形や行動の背後にあるきまりが知りたいものです。サイエンティストライブラリーの柳田充弘さんは、芸術家になっていたかもしれないという感性を生かしての研究。勘と好みを生かした物語りつくりという考え方は、生命誌と重なっています。BRHからの発信も、「生命誌の種」というラボとSICPの共同企画や朗読ミュージカル「いのち愛づる姫」の京都公演のお知らせなど盛りだくさんです。

TALK

情報と機能をもつ古くからの働き者

中村義一

1972年京都大学理学部卒業。77年同大学院理学研究科博士課程修了(理学博士)。東京大学医科学研究所助教授を経て、現在、同研究所遺伝子動態分野の教授。文部科学省特定領域研究「RNA情報発現系の時空間ネットワーク」の研究代表者。共著で『RNAの細胞生物学』『RNAルネッサンス』などがある。

この記事を含む季刊「生命誌」

季刊「生命誌」52号関わる

分子から人間まで、生きものに関わるものは、全て「関わり」の中にある。その中でRNAをとりあげ語り合った。DNA→RNA→タンパク質という図式で教科書に登場しながら中間管理職(?)のようにちょっと影が薄かったRNAに最近光が当たっている。DNAのように情報をもち、タンパク質のようにはたらく両刀使いが、生きものらしさを支えているとわかってきたからである。中村義一さんを叱ったのではなく、RNA研究の面白さを強調したのである。リサーチ。単細胞生物の細胞性粘菌は、時にナメクジやキノコになる形の変化につれて多細胞化の過程を見せる人気者。その陰にあるゲノムのはたらきを見た。狩猟生活者グイは、動物と一体感をもちながら、「強い他者」としてのライオンに重要な役割を与えることで、秩序を作っている。細胞と種。共に関わりの重要さが見える。サイエンティストライブラリーは「ヒマワリは本当に日と共にまわるのか」という子供時代の問いを抱き続け、植物生理学を追究した柴岡弘郎さん。「植物に聞く」に徹する姿勢が見事だ。“関わる”を軸にさまざまなテーマを展開したこの1年。あらためて、関わることが生きることであると実感できたのではないだろうか。

RESEARCH

細胞性粘菌のゲノムでみる多細胞化の舞台裏

漆原秀子

筑波大学大学院生命環境科学研究科
1979年京都大学大学院理学研究科修了, 1981年まで三菱化学生命科学研究所, 1983年まで癌研究会癌研究所, 1985年まで米国NIH/NCI, 理化学研究所を経て、1986年より筑波大学生物科学系 講師, 助教授を経て2004年より同大学院生命環境科学研究科 教授うるしはら・ひでこ

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この記事を含む季刊「生命誌」

季刊「生命誌」52号関わる

分子から人間まで、生きものに関わるものは、全て「関わり」の中にある。その中でRNAをとりあげ語り合った。DNA→RNA→タンパク質という図式で教科書に登場しながら中間管理職(?)のようにちょっと影が薄かったRNAに最近光が当たっている。DNAのように情報をもち、タンパク質のようにはたらく両刀使いが、生きものらしさを支えているとわかってきたからである。中村義一さんを叱ったのではなく、RNA研究の面白さを強調したのである。リサーチ。単細胞生物の細胞性粘菌は、時にナメクジやキノコになる形の変化につれて多細胞化の過程を見せる人気者。その陰にあるゲノムのはたらきを見た。狩猟生活者グイは、動物と一体感をもちながら、「強い他者」としてのライオンに重要な役割を与えることで、秩序を作っている。細胞と種。共に関わりの重要さが見える。サイエンティストライブラリーは「ヒマワリは本当に日と共にまわるのか」という子供時代の問いを抱き続け、植物生理学を追究した柴岡弘郎さん。「植物に聞く」に徹する姿勢が見事だ。“関わる”を軸にさまざまなテーマを展開したこの1年。あらためて、関わることが生きることであると実感できたのではないだろうか。

RESEARCH

細胞記憶を支えるクロマチン

広瀬進

1943年生まれ。東京大学大学院理学研究科修了、理学博士。名古屋大学理学部助手、基礎生物学研究所助教授を経て現在国立遺伝学研究所教授で副所長。総合研究大学院大学生命科学研究科教授併任。

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この記事を含む季刊「生命誌」

季刊「生命誌」46号観る

「観る」の第2回。体内を観ることを原点とする解剖学を出発点として、現代生物学の全領域を渉猟し、見事な成果をあげている廣川さんの研究はこれぞ生命科学と思わせます。美しいと思うことが基本にあるのも魅力です。遺伝子を追うだけでもなければ、タンパク質を調べるだけでもない。生きているってどういうことなんだと問うています。瞬間を止めるから動きが見える。「観る」が狙っているのはやはり時間なのです。

リサーチはちょっととぼけた昆虫が教えてくれる自然界の実情です。捕食者が食べることが数をコントロールしているという思いこみを問い直します。自然界を観るよい系を探しあてるのもフィールドワークには重要なこと。西田さん発見のカメムシの行動に注目してください。

リサーチ2つめは、DNAのはたらきにとってその構造がどれほど大きな意味を持つかという広瀬さんの研究。分子の世界も形を丁寧に観ることが重要な時代になってきました。DNAが凝縮したり、ほどけたりするのをじっくり見て初めてはたらきが見えてきました。

サイエンティストライブラリーは研究館の顧問の吉川さん。枯草菌のDNA研究の底に脈々と流れる昆虫少年魂が見えます。

このカードも含めて、私たちは調べた結果を誰もがなるほどと思う形に表現することも研究のうちと考えています。どう表現すれば、美しくまた理解しやすくなるか。科学にもそれが必要です。アートでは絵画での工夫を参考に動きを観て表す方法を考えました。医学生向けの生命誌コーギ。今回はズバリ「ゲノム」です。ヒトゲノム解析が終わり、これを利用した医療が進むとされていますが、「私のゲノム」と「私」の関係を考えておかないとよい医療にはつながりません。しかけを観ながら考えて下さい。「観る」という言葉の中には生きることを考える鍵がたくさんあると実感しています。

中村桂子

SCIENTIST LIBRARY

DNAのふえ方から見えた生きものの姿

吉川寛

1933年
神戸市生まれ
1956年
東京大学理学部化学科卒業
1961年
東京大学 化学系大学院院博士課程修了
イリノイ大学及びプリンストン大学にて博士研究員
1964年
カリフォルニア大学バークレー校宇宙科学研究所助教授
1969年
金沢大学がん研究所教授
1986年
大阪大学医学部教授
1993年
奈良先端科学技術大学院 大学教授
2001年
JT生命誌研究館顧問

この記事を含む季刊「生命誌」

季刊「生命誌」46号観る

「観る」の第2回。体内を観ることを原点とする解剖学を出発点として、現代生物学の全領域を渉猟し、見事な成果をあげている廣川さんの研究はこれぞ生命科学と思わせます。美しいと思うことが基本にあるのも魅力です。遺伝子を追うだけでもなければ、タンパク質を調べるだけでもない。生きているってどういうことなんだと問うています。瞬間を止めるから動きが見える。「観る」が狙っているのはやはり時間なのです。

リサーチはちょっととぼけた昆虫が教えてくれる自然界の実情です。捕食者が食べることが数をコントロールしているという思いこみを問い直します。自然界を観るよい系を探しあてるのもフィールドワークには重要なこと。西田さん発見のカメムシの行動に注目してください。

リサーチ2つめは、DNAのはたらきにとってその構造がどれほど大きな意味を持つかという広瀬さんの研究。分子の世界も形を丁寧に観ることが重要な時代になってきました。DNAが凝縮したり、ほどけたりするのをじっくり見て初めてはたらきが見えてきました。

サイエンティストライブラリーは研究館の顧問の吉川さん。枯草菌のDNA研究の底に脈々と流れる昆虫少年魂が見えます。

このカードも含めて、私たちは調べた結果を誰もがなるほどと思う形に表現することも研究のうちと考えています。どう表現すれば、美しくまた理解しやすくなるか。科学にもそれが必要です。アートでは絵画での工夫を参考に動きを観て表す方法を考えました。医学生向けの生命誌コーギ。今回はズバリ「ゲノム」です。ヒトゲノム解析が終わり、これを利用した医療が進むとされていますが、「私のゲノム」と「私」の関係を考えておかないとよい医療にはつながりません。しかけを観ながら考えて下さい。「観る」という言葉の中には生きることを考える鍵がたくさんあると実感しています。

中村桂子

RESEARCH

メダカ-日本が育てたモデル動物

武田洋幸

1958年生まれ。1985年東京大学大学院理学系研究科博士課程退学。理学博士。東京大学理学部助手、理化学研究所研究員、名古屋大学理学部助教授、国立遺伝学研究所教授を経て現在東京大学大学院理学系研究科教授。

キーワード

TALK

生命-多様化するという普遍性

金子邦彦 × 中村桂子

1956年神奈川県生まれ。東京大学大学院理学系研究科修了。ロスアラモス研究所研究員、東京大学教養学部物理学教室助手、基礎科学科助教授などを経て、現在、東京大学大学院総合文化研究科教授。専門は、生命基礎論(複雑系)、カオス、非平衡現象論。

Research

淡水魚アロワナが海を挟んで暮らしている理由

熊澤慶伯

1989年東京大学工学系研究科博士課程修了。学振特別研究員、加大バークレー校分子細胞生物学科のポスドク、名古屋大学理学部助手を経て現名古屋大学理学研究科講師。

Research

ゲノムインプリンティングとホ乳類の進化

石野史敏

1983年東京大学大学院理学系研究科生物化学専攻博士課程修了。東京大学応用微生物研究所(現分子細胞生物研究所)助手、東京工業大学遺伝子実験施設助教授を経て、現在、東京医科歯科大学難治疾患研究所教授。

キーワード

Research

ゲノムインプリンティング-世代に刻みこまれる時

石野史敏

1983年東京大学大学院理学系研究科生物化学専攻博士課程修了。東京大学応用微生物研究所(現分子細胞生物研究所)助手、東京工業大学遺伝子実験施設助教授を経て、現在、東京医科歯科大学難治疾患研究所教授。

キーワード

SCIENTIST LIBRARY

哺乳類の生殖の仕組みを追う -独創的でなければ意味がない-

柳町隆造

1928 年、北海道生まれ。52 年、北海道大学理学部動物学科卒業。同大特別研究生、研究生を経て60 年、米ウースター実験生物学研究所研究員。64 年、北海道大学研究生。66 年、ハワイ大学医学部助教授、准教授。74 年、同教授。2001 年、全米科学アカデミー会員に選出される。時間があれば浅瀬でシュノーケリングを楽しむ。

キーワード

Research

塩基配列に隠れた情報を探し出す─生物情報学の挑戦

浅井 潔

産業技術総合研究所 生命情報科学研究センター

キーワード

Special Story

共生・共進化 時間と空間の中でつながる生きものたち

中村桂子

共生・共進化 時間と空間の中でつながる生きものたち

キーワード

季刊「生命誌」に掲載された記事のうち、
多様な分野の専門家との語り合い(TALK)研究者のインタビュー(Scientist Library)の記事が読めます。
さまざまな視点を重ねて記事を観ることで、生命誌の活動の広がりと、つながりがみえてきます。

オンライン開催 催しのご案内

シンポジウム

5/18(土)13:30〜15:45

虫の会(拡張版)第三回 「ピン留め」と「退縮」で作る昆虫の鋭い構造