生命誌の広場

みなさんからのご意見

中村桂子のちょっと一言

RE:一体感

投稿日:2018.06.13 ニックネーム:ミッキー

昨日、ある大学の人工光合成研究の進捗を聞きました。文科省の支援プログラムでもあるらしいです。エネルギー危機対応のために重要な研究であるのは納得しますが、その中でポロっと出てきた話が驚きでした。原子炉廃炉処理の責任の所在は、400年間は企業が持ち、その後1万年は政府が持つらしいです。耳を疑いました。完全な責任逃れです。ひどい。

お返事

投稿日:2018.06.14 名前:中村桂子館長

エネルギーの問題は、面倒なことがたくさんありますね。人工光合成ができると本当にありがたいですが、一方で自然に行なわれている光合成を大切にする暮らし方を考えることも大切ではないかと思っています。森や林や畑や田んぼ・・・これらを上手に生かして暮らすというあたりまえのことですけれど。

“自然との一体感”日常で感じたい

投稿日:2018.06.10 ニックネーム:ミッキー

(長くてすみません)
中村館長のご公演で紹介された「知の構築とその呪縛」を読みました。科学の進歩の過程で失われたものがあり、当たり前と思っていたことが常識という呪縛であったことを知りました。どうしたら自然との一体感を自分が実感できるようになるのか考え始めました。一汁一菜のお話は、その一体感に溢れていると感じ、さらに旬の食材を活かし、湧き水を求め、糠床を育てる様子は、まるで生き物や自然とお話されているかの様に思えました。ふと、自然と会話することが一体感を育てることになるかも知れないと思い至りました。私は元コンピューター技術者で、20年来家庭でささやかに野菜を作っています。今夏もミニトマトやバジル、モロヘイヤ、甘長シシトウやゴーヤなどです。早朝に野菜の成長を眺め、葉の様子で元気度を感じたり、ゴーヤや朝顔のツルが一日に10cm程も伸びるのを観て、動いていると感じたりするのが好きです。ふと、こういう事が自然との会話になっていると気がつきました。会話といってもそれは「観て、聴いて、感じて、思う」事です。そうする事で、生きものや自然と心を通わせ、愛おしみ、日常の中で一体感を育てる。これを私流のやり方として実践してみようと思います。なんだか穏やかな気持ちになれます。ご公演や本の内容は奥深く理解はまだまだですが、生命誌を学ぶのは楽しいです。“ちょっと一言”を楽しみにしています。

お返事

投稿日:2018.06.12 名前:中村桂子館長

大森先生をお読みになったとのこと。すばらしいです。私は哲学という学問は苦手なのですが、大森先生の本は難しいけれどよくわかるという感じで好きなのです。権力をもつ人が勝手なことを始めると社会は間違ってくるように思い、なんとかふつうの暮らしを楽しめる社会になって欲しいと願っています。

百歳の細胞

投稿日:2018.06.06 ニックネーム:やっちゃん

百歳を超えて生き生きと活動されていた方たちに共通していることは、次の目標にワクワクしながら取り組まれている姿でした。このワクワク感は、皆さん共通の事なのでしょうが、私には「細胞が喜んでいる」と感じられます。生きものとしての感覚なのかな、とも思います。喜びを全身で表現することやメロディーに耳を傾けるなど外の世界とのつながりを意識することは歩き始めた頃からの身体感覚として備わっているようです。誰に教えられたものでもない、自然に備わっているように思えるものを、長寿者と乳幼児のどちらにも感じます。これは細胞の記録でしょうか?

お返事

投稿日:2018.06.12 名前:中村桂子館長

私が喜こんでいる時には私の細胞も喜こんでいるだろう。そんな感覚は確かにありますね。最近は、コンピュータでつくられる仮想の世界がどんどん派手で賑やかになってきていますが、私はどうもそれが苦手でやはり現実がよいなと思っています。

ナナフシのしたたかな戦略

投稿日:2018.05.31 ニックネーム:やっちゃん

今日の新聞に、「昆虫のナナフシ類の卵は、鳥に食べられても一部は消化されずに残り、鳥がふんを排泄することで、子孫が拡散されているらしい」という記事がありました。これはすごいです。転んでもただでは起きない虫のしたたかさを垣間見ました。
生命は生き延びるために、最大限の努力をするものなのですね。
生命誌研究館にも、ナナフシノの展示がありましたね。不思議な形の虫だなあ、と眺めながら、その多様性に驚きました。最大のナナフシなど、目の前に現れたらダッシュで逃げます。いつか、でも近いうちに、小学生の孫を連れて、遊びに行きたいです。

お返事

投稿日:2018.06.04 名前:中村桂子館長

お孫さんと御一緒に是非いらして下さい。ナナフシや肺魚も待っていますし、最近つくった細胞の展示は小さい方たちにも人気です。

ドキッとする折々のことば

投稿日:2018.05.30 ニックネーム:やっちゃん

朝日新聞の一面、鷲田清一選「折々のことば」に、中村桂子先生のお名前を見つけ、ぐいっと引き込まれました。
「便利さ」を「豊かさ」と思い違えぬよう、やんわり釘を刺されてます。人間も生きものであることを忘れてはならない。時代への警鐘ですね。
こんなことやっていいのかな?除草剤をかけても枯れない作物。虫が食べたら、その虫が死ぬ殺虫成分を組み込まれた作物。遺伝子組み換えで作られてしまう「便利な」作物は、姿を変えて目の前の食品に。
踏みとどまって、考えて行動しなくちゃ、と思いました。
 

お返事

投稿日:2018.05.30 名前:中村桂子館長

ありがとうございます。本当にふしぎなことに便利・・・つまり速くできる、手が抜ける、思い通りにできるは、生きものには合わないのです。だから「適当に便利」がよいのではないかと思っています。ニュースを見ていたらアマゾンは「もっともっと便利」をやろうとしているようで少し気になっています。

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