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“進化”での検索結果を表示しています。(116 件の記事が該当しました)

RESEARCH01

増えた遺伝子がひらいた生き方ー海から川へ、遺伝子の数が分けたイトヨの進化

石川麻乃

海のみで生きるニホンイトヨと、海から淡水へと進出したイトヨ。同じ祖先をもつ近縁種でありながら、なぜ生きられる場所が異なるのだろう。その分かれ道を探るため、私たちは海で暮らすニホンイトヨと、淡水にも進出したイトヨを比較した。そこで明らかになってきたのは、DNAに起きた小さな変化が新しい環境への進出を後押しした可能性だった。

キーワード

RESEARCH01

太古の海を漂うシアノバクテリア 緑の光環境と生命の進化

松尾太郎

地球誕生から46億年、生命誕生からは40億年。この間、海はずっと青色だったわけではありません。太古の海に現れたのは、光合成生物であるシアノバクテリア。小さな体で大きな海全体を酸化していきます。そして、数億年をかけて海の色は変化し、新しい地球の景色が広がっていくのです。シアノバクテリアの進化から、地球と生命のつながりを見ていきましょう。

SPECIAL STORY

パンダの時間

中尾 建子

2023年12月2日に行なった講演『パンダの時間 -アドベンチャーワールドでは聞けないアドベンチャーワールドの話-』では、パンダに関する様々なお話をしていただきました。この記事では、内容の一部をご紹介します。全編は動画にてご覧いただけます。

キーワード

RESEARCH

海の豊かさを支えるサンゴの普遍と多様

新里宙也

沖縄県出身。2001年京都大学農学部卒業。2008年にJames Cook UniversityにてPh.D. (Biochemistry)取得。沖縄科学技術大学院大学マリンゲノミックスユニット研究員、グループリーダーなどを経て、2017年より東京大学大気海洋研究所海洋生命科学部門准教授。

PERSPECTIVE

ゲノムから見る生命誌の時間

表現を通して生きものを考えるセクター

生命誌は、生命誕生から現在そして未来にむけて続く物語です。ゲノムをもつ細胞である最初の生きものから、あらゆる生きものが生まれました。暮らしの場や周りの生きものとの関わりの中で、もっているゲノムを使い、変化を受け入れ、続いてきた子孫がわたしたちです。ゲノムにはその物語が綴られています。生きもの進化の道のりをゲノムから見ましょう。

この記事を含む季刊「生命誌」

季刊「生命誌」112号生きものの時間2

20世紀後半、細胞の中のDNAが分析できるようになり、生きものの進化をゲノムから読み解ける時代になりました。1993年に開館した研究館は、進化をゲノムから読み解くことを目指して、「生命誌絵巻」をつくりました。生命誌絵巻では、全ての生物が、祖先からたどれば等しく38億年の歴史を背負っていることが大切だと考えました。この考え方に立てばヒトは頂点ではなく、他の生きものと同じ扇の中に入ります。
それから30年、世界的に進んだ分子生物学研究に、化石や地質学的な研究を合わせてみると、真核細胞の誕生や多細胞生物の陸上化、ヒトの出アフリカなどといった出来事は、生命誌の数多くのエポックの中で、私たちにつながったほんの一部であり、それ以外の道をたどった個々の生命の歴史の広がりが見えてきました。生命はまさに、扇の広がりのようにさまざまな生き様を展開する存在なのです。
研究館は、「進化・発生・生態系(Evo-Devo-Eco)」を軸に研究を行ってきました。多細胞生物の進化は、花と昆虫の関係や食う・食われるなど、生態系の中で築かれる関係抜きには語れません。生命誌絵巻には絶滅した生物がほとんど描かれていませんが、今はいない生きものの絶滅や個々の死がある中で形成されたのが、今の生物界であることも重要な観点です。
進化を見つめていると、生きものが、個としては生死を繰り返しながらも全体として続いていくことの意味を改めて考えさせられます。

この記事を含む季刊「生命誌」

季刊「生命誌」112号生きものの時間2

20世紀後半、細胞の中のDNAが分析できるようになり、生きものの進化をゲノムから読み解ける時代になりました。1993年に開館した研究館は、進化をゲノムから読み解くことを目指して、「生命誌絵巻」をつくりました。生命誌絵巻では、全ての生物が、祖先からたどれば等しく38億年の歴史を背負っていることが大切だと考えました。この考え方に立てばヒトは頂点ではなく、他の生きものと同じ扇の中に入ります。
それから30年、世界的に進んだ分子生物学研究に、化石や地質学的な研究を合わせてみると、真核細胞の誕生や多細胞生物の陸上化、ヒトの出アフリカなどといった出来事は、生命誌の数多くのエポックの中で、私たちにつながったほんの一部であり、それ以外の道をたどった個々の生命の歴史の広がりが見えてきました。生命はまさに、扇の広がりのようにさまざまな生き様を展開する存在なのです。
研究館は、「進化・発生・生態系(Evo-Devo-Eco)」を軸に研究を行ってきました。多細胞生物の進化は、花と昆虫の関係や食う・食われるなど、生態系の中で築かれる関係抜きには語れません。生命誌絵巻には絶滅した生物がほとんど描かれていませんが、今はいない生きものの絶滅や個々の死がある中で形成されたのが、今の生物界であることも重要な観点です。
進化を見つめていると、生きものが、個としては生死を繰り返しながらも全体として続いていくことの意味を改めて考えさせられます。

この記事を含む季刊「生命誌」

季刊「生命誌」107号

生命誌研究館の屋上にある「食草園」というモチーフから「昆虫と植物のかけひきの妙」を追った研究と表現の一年の総まとめです。RESEARCHは、1種対1種の共進化モデルと考えられてきたイチジクとイチジクコバチ。律儀な関係を維持しながらどのように多様化してきたのか? 「匂い」を手がかりにその謎に迫ります。チョウと食草の関わりを食性から探る研究では、光合成によって昆虫に対して「毒」となる化合物をつくる植物と、昆虫の解毒能力との関係という独自の視点から進化を探ります。

それぞれの研究室で考えたこと、季刊生命誌の取材から制作を通して考えたこと、今号のテーマを巡って研究し、表現した一年を、企画展「食草園が誘う昆虫と植物のかけひきの妙」に集約しました。今号の紙面として、改めてそれをまとめています。是非、ご覧ください。

永田和宏館長の語り合いは、秋に開催したシンポジウム「生命誌から生命科学の明日を拓くⅡ」の報告です。オートファジー研究の第一人者、大隅良典先生の基調講演と、館長との対談は、改めて「生きていること」を探る基礎研究の魅力と、その意義を浮き彫りにします。

「生命」という定義からはみ出してはいるものの、私たち「生命」に無関係ではない「ウイルス」という存在を考える今年の紙工作「となりの生命誌」シリーズ第三弾は「ミミウイルス」。ほんとうに「生きている」とはどういうことなのか? まだ答えはありません。一緒に考えていきましょう。

RESEARCH

RESEARCH 01 生命誌研究のこれまでと今

尾崎克久

「本能」のしくみから「生きる」を考える

母チョウは前脚で植物の成分を“味見”し、幼虫が食べられる葉にしか卵を産みません。練習して徐々に味見がうまくなるような時間はないので、この食草認識のしくみは本能としてプログラムされ、正確に受け継がれています。本能に関わる遺伝子から産卵行動までを総合的に解明し、チョウが食草を選んでいのちを紡ぎ、変化し進化する様子を理解します。

キーワード

RESEARCH

RESEARCH 01 生命誌研究のこれまでと今

蘇智慧

多様な生きものがどのように共通祖先から生まれてきたのか

生きものの中で最も多様な昆虫類。分子データを用いて昆虫類の進化過程やオサムシの進化様式を明らかにしてきました。昆虫多様化の原動力は植物との関わり合いにあると捉え、現在イチジクとイチジクコバチをモデルに系統進化(時間軸)と相互作用(空間軸)の両側面から生きものの多様化機構を解明しています。

キーワード

RESEARCH

RESEARCH 01 生命誌研究のこれまでと今

小田広樹

ゲノムに進化の向きを見出し、物理法則で説明したい

球形の卵の中で、対称性を破る細胞の動きと細胞の話し合いで形づくられるオオヒメグモ。ゲノムの解析をもとに、細胞が話し合うしくみや細胞をつなぐ構造に進化の向きを知る手がかりを見出しています。動物進化の向きを物理法則に基づいて説明できるようになることが究極の課題です。

キーワード

TALK

自然の書をめくり恐竜の「生きる」をたずねる

小林快次×中村桂子

1971年福井県生まれ。1995年米ワイオミング大学地質学地球物理学科卒業。2004年米サザンメソジスト大学地球学科、博士号取得。現在、北海道大学総合博物館准教授。大阪大学総合学術博物館招聘准教授。著書に『ぼくは恐竜探険家!』『恐竜は滅んでいない』『恐竜時代Ⅰ』ほか監修多数。

RESEARCH

後ろ足の位置の多様性を生み出すしくみ

鈴木孝幸

1999年慶應義塾大学理工学部応用化学科卒業、2004年 奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科後期博士課程修了。博士(バイオサイエンス)。日本学術振興会特別研究員、海外特別研究員(於ウィスコンシン大学)、さきがけ研究員(兼任)などを経て、2018年より名古屋大学大学院生命農学研究科准教授

キーワード

季刊「生命誌」に掲載された記事のうち、
多様な分野の専門家との語り合い(TALK)研究者のインタビュー(Scientist Library)の記事が読めます。
さまざまな視点を重ねて記事を観ることで、生命誌の活動の広がりと、つながりがみえてきます。

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