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表現スタッフ日記

展示季刊「生命誌」を企画・制作する「表現を通して生きものを考えるセクター」のスタッフが、日頃に思うことや展示のメイキング裏話を紹介します。月二回、スタッフが交替で更新しています。

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【大阪大学いちょう祭に参加しました!】

2017年5月15日

川名 沙羅

いちょう祭は大阪大学の創立記念日(5月1日)を祝して開催される、春の学園祭です。生命誌研究館は連携大学院として学生さんを受け入れていますので、今年もいちょう祭で特別展示を行いました! 展示ホールの人気者、アマミナナフシや実験室で活躍している生きものたちの紹介、そして季刊誌やグッズなど生命誌の表現活動の具体を伝える展示をし、約1000人の方々にご来場いただきました。いちょう祭で初めて生命誌研究館の存在を知ったという方や、生命誌の展示のためにわざわざ遠方からいらしていただいた方など、さまざまな方とお話しすることができ、非常に濃密な1日でした。「ナナフシって7つの節があるんですか?」、「硬い葉っぱをチョウはどうやって味見しているのですか?」、「生命誌の誌はなんでこの漢字なんですか?」、「地球外生命っていると思いますか?」など、たくさんの質問も受けました。同じものを見ても感じることは人それぞれ違う、たくさんの方と語り合うことは自分のものの見方が広がる気持ちがします。知ること、考えることで、自分の中の小さな枠を超え、今まで見えていなかった新しい景色が見えるようになることは、人間ならではの楽しみだと思うので、これからも語り合いの場を大切にしていきたいと感じました。ホームページには遠方の方とも語り合えるよう「生命誌の広場」を用意していますので、是非ご活用ください。


いちょう祭の様子

[ 川名 沙羅 ]

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