季刊「生命誌」は音楽などの文化を最新の科学と同居させ、新しい知の表現を試みる冊子として、開館と同時に創刊しました。
2019年に100号を迎え、記事数は800を越えます。生命誌の本棚を巡る気持ちで自由に記事を行き来してみてください。
“器官形成”での検索結果を表示しています。(61 件の記事が該当しました)
RESEARCH
形づくりを支える柔軟な遺伝子発現
近藤武史
2008年奈良先端科学技術大学院大学 博士後期課程終了。博士(バイオサイエンス)。学術振興会特別研究員(DC2、PD)、理化学研究所・発生再生科学総合研究センター・研究員を経て、現在は京都大学大学院生命科学研究科・特定講師。
PERSPECTIVE
ゲノムが刻む生きものの時間
表現を通して生きものを考えるセクター
私たちがこの世界に生を受けるのは出産の時、誕生の瞬間ですが、生まれた時に私たちの身体は、2〜3兆個の細胞からできています。生まれたての赤ちゃんは小さいながらも、すでにヒトとしての完全な身体ができています。機能としては未熟でも、目も耳も、心臓も肺も、肩も膝も、精巧につくりあげられています。この身体は、どのようにつくられるのでしょうか。
RESEARCH
RESEARCH 02 研究室再訪 生きもの研究の広がりと生命誌のこれから
小薮大輔
2006年京都大学総合人間学部卒業。2011年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。博士(理学)。京都大学総合博物館、チューリッヒ大学古生物学博物館ポスドク研究員、東京大学総合研究博物館特任助教を経て2018年より武蔵野美術大学造形学部教養文化・学芸員課程研究室准教授、京都大学東南アジア地域研究研究所環境共生部門連携准教授。平成28年度文部科学大臣表彰若手科学者賞受賞。
RESEARCH
血管の「かたち」をつくる細胞たち
木戸屋 浩康
2008年大阪大学大学院医学系研究科博士課程修了。博士(医学)。2009年より、大阪大学微生物病研究所助教。
SCIENTIST LIBRARY
対称性を破る動物の形づくり
濱田博司
1950年香川県生まれ。1975年 岡山大学医学部 卒業。1979年 岡山大学大学院医学研究科博士課程修了(医学博士)。1979年 (財)癌研究所生化学部流動研究員。1979年 アメリカ国立衛生研究所(NIH)研究員。1985年 ニューファンドランドメモリアル大学医学部、アシスタントプロフェッサー。1988年東京大学医学部生化学教室助教授。1993年(財)東京都臨床医学総合研究所化学療法部部長。1995年大阪大学細胞生体工学センター教授。2002年大阪大学大学院生命機能研究科教授。2015年理化学研究所多細胞システム形成研究センター長。
RESEARCH
腸の活発な新陳代謝を支える幹細胞とそのニッチ
佐藤俊朗
2003年慶應義塾大学医学部大学院単位取得退学。2004年博士(医学)。同大学COE特別研究員、米国Stowers Institute for Medical Research研究員、オランダHubrecht Institute研究員を経て、2011年より慶應義塾大学医学部消化器内科特任助教。現在、同大学特任准教授。
写真:研究室のメンバーと(筆者:中央)。
RESEARCH
エンベロープタンパク質が結ぶ母と子の絆
宮沢孝幸
1990年東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程獣医学専攻修了。博士(獣医学)。
英国ロンドン大学名誉研究員、日本科学技術振興事業団さきがけ21研究員、帯広畜産大学畜産学部獣医学科助教授などを経て、2009年より京都大学ウイルス研究所細胞生物学研究部門(信号伝達学研究分野)准教授。2013年より同研究所進化ウイルス研究領域准教授を兼任。
RESEARCH
形を生み出す相互作用
小田 祥久
2007年東京大学大学院新領域創成科学研究科博士課程修了。博士(生命科学)。同年東京大学大学院理学系研究科研究員を経て、2011年より同大学助教と科学技術振興機構さきがけ研究者を兼任。
SCIENTIST LIBRARY
変わらない熱情で、中胚葉へと変わる過程を見る
浅島誠
1944年
新潟県佐渡市生まれ
1963年
新潟県立佐渡高等学校卒業
1967年
東京教育大学理学部卒業
1972年
東京大学大学院理学系研究科博士課程修了(理学博士)/ドイツ・ベルリン自由大学分子生物学研究所研究員
1974年
横浜市立大学文理学部助教授
1985年
横浜市立大学文理学部教授
1993年
東京大学教養学部教授
1995年
東京大学総長補佐
1996年
東京大学大学院総合文化研究科教授
2003年
東京大学大学院総合文化研究科長・教養学部長
2005年
日本学術会議副会長/東京大学生命科学教育支援ネットワーク長/東京大学大学院総合文化研究科生命科学構造化センター長
2006年
産業技術総合研究所器官発生工学研究ラボ長
2007年
東京大学副学長・理事・特任教授
2008年
国際大学協会理事(ユネスコ)
2009年
(独)産業技術総合研究所フェロー・器官発生工学研究ラボ長/東京大学大学院総合文化研究科特任教授・総長室顧問/(独)科学技術振興機構研究開発戦略センター上席フェロー
2010年
(独)産業技術総合研究所フェロー・幹細胞工学研究センター長/筑波大学生命領域学際研究センター長
2011年
(独)日本学術振興会理事
1990年
日本動物学会賞/井上学術賞/Man of the Year 1991 (USA. ABI)
1994年
木原記念学術賞/ジーボルト賞(ドイツ政府)
1999年
東レ科学技術賞
2000年
持田記念医学薬学学術賞/内藤記念学術賞/有馬啓バイオインダストリー協会賞
2001年
上原賞/学士院賞、恩賜賞/紫綬褒章
2002年
比較腫瘍学常陸宮賞
2007年
日本宇宙生物学会功績賞
2008年
エルヴィン・シュタイン賞(ドイツ財団)/文化功労者
2010年
佐渡市名誉市民(第一号)
RESEARCH
ハエの消化管から見る左右非対称な形づくり
前田礼男
2007年東京理科大学大学院基礎工学研究科博士後期課程修了。博士(工学)。現在同大学基礎工学部生物工学科助教。ショウジョウバエを用いて左右非対称性形成のメカニズムを研究している。
RESEARCH
手足の形づくりに見る普遍と多様
田村宏治
1993年東北大学理学部大学院博士課程修了。博士(理学)。東北大学大学院理学研究科助手、米国ソーク研究所ポスドク、1999年より東北大学大学院理学研究科助教授、生命科学研究科助教授を経て、2007年より同大学院教授。
SCIENTIST LIBRARY
シロイヌナズナで花開いた分子遺伝学
岡田清孝
1948年
大阪府生まれ
1973年
京都大学大学院理学研究科修士課程修了
1975年
東京大学理学部生物化学教室助手
1982年
ハーバード大学生化学教室研究員
1986年
岡崎国立共同研究機構基礎生物学研究所助手
1989年
岡崎国立共同研究機構基礎生物学研究所助教授
1995年
京都大学大学院理学研究科植物学教室教授
2000年
理化学研究所植物科学研究
センターグループディレクター兼任
2007年
自然科学研究機構基礎生物学研究所所長
RESEARCH
長い旅をしてできる血管内皮細胞
佐藤有紀
熊本大学大学院先導機構特任助教。1998年北里大学理学部卒業。2003年奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科博士課程修了。理化学研究所発生・再生科学総合研究センター、カリフォルニア工科大学バイオイメージングセンターの研究員を経て2009年より現職。
RESEARCH
遺伝子の段階的な進化が生む新しい植物の形
中山北斗
日本学術振興会特別研究員。2010年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。理学博士。現在、東京大学大学院理学系研究科発生進化研究室にて、植物の形づくりやその進化過程に関わる分子メカニズムを研究している。
TALK
形づくりが語る進化の物語
倉谷 滋 × 中村桂子
1958年大阪府生まれ。京都大学理学部卒業、同大学院修士・博士課程修了。理学博士。琉球大学医学部助手、熊本大学医学部助教授、岡山大学理学部教授を経て、2002年より理化学研究所発生・再生科学総合研究センター創造的研究推進プログラム形態進化チームリーダー、2005年より同グループディレクター。著書に『動物進化形態学』など。
RESEARCH
ニューロン誕生に見る細胞社会の建設現場
宮田卓樹
1994年高知医科大学大学院医学研究科博士課程単位取得退学。医学博士。日本学術振興会・海外特別研究員(コロラド大学)、大阪大学医学部助手、理化学研究所脳科学総合研究センター研究員などを経て2004年より名古屋大学大学院医学系研究科教授。
RESEARCH
形が生まれる原理を見出だす
望月敦史
1998年九州大学大学院理学研究科博士課程退学、九州大学理学部助手。2002年岡崎国立共同研究機構(2004年より自然科学研究機構)基礎生物学研究所助教授。2007年より同准教授。
SCIENTIST LIBRARY
細胞から個体へ - 脇道から到達した発生生物学の本流
竹市雅俊
1943年
愛知県生まれ
1966年
名古屋大学 理学部卒業
1970年
京都大学 理学部 生物物理学科 助手
1978年
京都大学 理学部 生物物理学科 助教授
1986年
京都大学 理学部 生物物理学科 教授
1999年
京都大学 大学院 生命科学研究科 教授
2000年
理化学研究所
発生・再生科学総合研究センター長
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2024年
あなたがいて「わたし」がいる
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2023年
生きものの時間2
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2022年
生きものの時間
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2021年
自然に開かれた窓を通して
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2020年
生きもののつながりの中の人間
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2019年
わたしの今いるところ、そしてこれから
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2018年
容いれる・ゆるす
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2017年
和なごむ・やわらぐ・あえる・のどまる
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2016年
ゆらぐ
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2015年
つむぐ
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2014年
うつる
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2013年
ひらく
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2012年
変わる
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2011年
遊ぶ
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2010年
編む
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2009年
めぐる
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2008年
続く
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2007年
生る
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2006年
関わる
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2005年
観る
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2004年
「語る」 「語る科学」
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2003年
「愛づる」 「時」
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2002年
人間ってなに?
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2001年
「生きものが作ってきた地球環境」ほか
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2000年
「骨と形 — 骨ってこんなに変わるもの?」ほか
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1999年
「化学物質でつながる昆虫社会」ほか
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1998年
「刺胞動物を探る サンゴの一風変わった進化」ほか
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1997年
「花が咲くということ」ほか
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1996年
「ゲーリング博士が語る 目の進化の物語」ほか
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1995年
「生き物が語る「生き物」の物語」ほか
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1994年
「サイエンティフィック・イラストレーションの世界」ほか
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1993年
「生き物さまざまな表現」ほか
季刊「生命誌」に掲載された記事のうち、
多様な分野の専門家との語り合い(TALK)研究者のインタビュー(Scientist Library)の記事が読めます。
さまざまな視点を重ねて記事を観ることで、生命誌の活動の広がりと、つながりがみえてきます。
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動詞で考える生命誌
生命誌では生きものの本質を知る切り口となる動詞を探し、毎年活動のテーマとしてきました。これらの動詞を出発点として記事を巡る表現です。生命誌の活動の広がりと、独自の視点でのつながりが見えます。
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生命誌の世界観
科学、哲学、美術、文学など多様な分野の記事を「生命誌の世界観」の上に置き、統合する表現です。「生きている」をさまざまな視点から見つめてみませんか。
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生命研究のあゆみ
日本の生命研究の基礎をつくった研究者が自らの人生を語るインタビュー記事(Scientist Library)を総合する表現です。先生方の研究人生と、分子生物学誕生からの生命研究のあゆみを重ねた年表から記事が読めます。
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